２０２１年秋のバラ展は、日本大学生物資源科学部学祭「藤桜祭」が、新型コロナの影響により、早くから中止が決まっておりましたので、秋のバラ展も行なわない予定にしておりました。しかし９月３０日をもって、緊急事態宣言解除となりましたので、バラ展の代替えとして、一輪花、組花の切り花コンテストだけをおこなうこととしました。
　今年の夏は、雨降りが続き日照不足となる時期があり、回復したと思ったら、猛暑が続き残暑が厳しく、秋の剪定時期をどうするか悩んだ方もおられたのではないでしょうか。コンテストの前日も雨が降り、採花するのも難しくしました。
　一輪花コンテストには、１１点出品されました。金賞に輝いた手児奈は、茎が真直ぐ伸び見頃であること等、手入れが行き届いていました。
　組花は３点出品されました。作品が少なかったのは残念ですが、審査では見頃の花があること、バランスがとれていることを重視しました。
　また、コンテストだけおこなうことが初めてですので、開催日及び開催時間等改善しなければいけないと感じました。
　久しぶりに会員同士お会いすることができて、短い時間ではありますが有意義な時間を持てたと感じています。